全身に伴う様々な症状・病気まとめ(野球に関わらないもの)

この記事では野球を続けていく上ではもちろんの事、野球に関わらず、日常生活をする上で懸念されるような様々な症状・病気について私なりにまとめています(※全てを掲載するつもりはありませんが、気まぐれで少しずつ追記していきます)。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。

尚、この記事で扱っているのは、例えば高血圧とか高血糖とか、そういう「野球をしているか否かには関係ないが、結果としてパフォーマンスに影響する可能性があるもの」かつ「その中でも全身に伴うもの(部位に関わらないもの)」です。そのため野球やそれ以外のスポーツはもちろん、スポーツをしていない一般の人でも起こり得るものが含まれています。また当記事はあくまで「こういう怪我や病気がある」という事を羅列しているだけです。それぞれの治療法に関してはお医者さんの指示に従って下さい。
(記事作成日時・更新日時:2019-04-27)

★当記事の目次

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高血圧と低血圧

ナトリウム(ミネラルの一種)を過剰摂取すると、細胞内外のナトリウム濃度が高くなり、細胞内外で起こる様々な代謝が低下します。これは濃度差によって起こる反応があるためです。するとナトリウム濃度を正常に戻すため、細胞へ送る水分量を増やそうとします。つまり血液中に含まれる水分量が増えます。しかしそれに伴い血液が薄くなるので、今度は血液自体の量も増やそうとします。すると血管内を流れる血液の量が当然増えるため、血管の壁にかかる力も大きくなります。高血圧はそれによって起こります。もちろんその際の血管の弾力性も重要です。

高血圧は血管に関する様々な病気の引き金になる事から、予防する事が何より重要です。予防にはナトリウムの過剰摂取を避ける事、水分の摂取量を適切に保つ事、カリウムを意識的に摂取する事、血管を健康に保つ事などが必要になります。また興奮状態になった時に血圧が高くなる事が知られているように、ホルモンバランスやストレス状態を整える事も重要になるでしょう。

一方、高血圧と比べると野球選手で低血圧になるのは珍しい方だと思いますが、何らかの理由で自律神経のバランスを崩したり、心肺機能が低下したり、あるいは肝臓や腎臓の機能が低下する事では起こる事があります。その他、ごく短時間だけですが、食事をした直後、座ったり寝た状態から急に立ち上がった後、服用している薬の副作用などでも血圧は下がる事があります。場合によっては意識を失って転倒してしまう事もあり、その際に別の怪我をしてしまう可能性はゼロではありません。


高血糖と低血糖

食後には血糖値が高くなるのが普通ですが、高血糖とはそれが異常に起こり、それが長時間続いてしまう事を言います。高血糖状態になると、血液がドロドロになって流れにくくなるため、血管の壁を傷つけたり、血管をつまらせたり、あるいは前述したような高血圧の原因になる事があります。また血糖値を下げようとしてインスリンが大量に分泌されるため、直後には逆に低血糖になる場合もあります。その他、高血糖状態だと糖が蛋白質と結合する「糖化反応」が起こりやすくなり、長期的には細胞の老化・劣化に繋がるとも言われています。

一方、低血糖はその逆に血液中の糖の量が減ってしまう事を言います。特にそのようにインスリンが大量に分泌された時はもちろん、糖の摂取量が正常であっても、糖を大量に消費するような激しい運動を行った直後に低血糖状態になる事があります。そのような運動後の低血糖は俗に「ハンガーノック」と呼ばれています。またそうして低血糖状態になると、血糖値を上げようとしてアドレナリンなどが大量に分泌されるため、今度は高血糖になり、高血圧や手の震えなどが起こる場合があります。

それらのような血糖値の上下動が運動中に起これば、当然パフォーマンスに大きな影響を及ぼします。そのため運動中においては血糖値のコントロールが不可欠です。特に運動中の低血糖を防ぐためには糖を含むカーボドリンクを利用しましょう。ただし摂取量が多すぎれば高血糖になり、また血糖値の激しい上下動が起こるので、自分の運動量や代謝に合わせて量を調節する事が重要です。



熱中症、夏バテ

気温が高くなると、例えば血管を拡張させたり、筋肉を弛緩させたり、汗をかくなどして体温を下げようと努めます。それをコントロールしているのが自律神経です。しかしその自律神経が何らかの理由によって働かなくなっている時、そうして急に気温が上がると、その環境に適応できず、自力で体温を下げるのが難しくなる事があります。それがいわゆる「熱中症」です。症状は人によって異なり、一般的には筋肉が痙攣しやすくなるという事がよく知られていますが、場合によっては命に関わる事もあります。

一方、夏バテもそのように自律神経の機能の低下によって起こるもので、特にこちらは食欲の低下に伴う様々な症状の事を言います。何故夏バテで食欲が低下するのかというと、そのように自律神経の機能が低下する事で胃や腸などの臓器の働きが鈍る上、大量に汗をかいた時に水分やミネラルが失われ、胃酸の分泌が悪くなり、消化・吸収が上手くできなくなるからと言われています。

どちらも水分・ミネラルの適度な補給はもちろん、日頃の生活習慣(食事、睡眠、ストレス管理など)の改善が重要になるでしょう。


急性アルコール中毒

「適度な摂取は健康に良い」と言われる事があるのですが、飲酒の習慣がある人ほど「蓄積」があり、飲酒の習慣がある人ほど「適度な量ではない」事が多いです。特に日本人を含むアジア人は、全体としてアルコールを分解する能力が弱いと言われています。そのためアルコールに強い人の方がむしろ珍しく、「自分はお酒に強い」などと根拠のない自信を持つのは大変危険な事です。またアルコールの分解能力は人それぞれ異なり、実は生まれつき決まっていて、どれだけ飲んでも鍛える事はできません。一般的に「お酒に強い」のは単に鈍感なだけで、お酒に弱い人は弱いままです。そのまま飲み続ければ体に悪いのは言うまでもありません。

尚、アルコールそれ自体や、アルコールの原料となる食物に対してアレルギーを持つ人もおり、そのような場合には物理的に飲む事ができません。更にこれは珍しい例ですが、アルコールやアセトアルデヒドを分解する酵素を全く持っていないという人も稀にいるようです。そのようにアルコールの分解能力が低い人がアルコールを大量に摂取した場合、最悪死亡する事もあります。それが急性アルコール中毒です。日本の社会はお酒に密接な関係があり、周りに合わせて飲むという事も多く、そのリスクは我々が想像する以上に大きいものです。自分の身は自分で守りましょう。



様々な感染症:ウイルスと細菌の違いなど

単純に「風邪を引く」と言いますが、これは主にウイルスに感染する事で起こる感染症です。名前の知られているものとしては、例えばインフルエンザ、ノロウイルス、RSウイルス、はしか(麻疹)、天然痘、黄熱病、風疹、狂犬病、デング熱、エボラ出血熱、MERS、HIVなどが挙げられます。ウイルスは人間の細胞の中に入らなければ増殖できず、自然界でも長期間生存する事はできません。しかし一度体の中に入ったウイルスを死滅させる方法は、自分の体の持つ「免疫」しかありません。一応、増殖を抑える薬やあらかじめ免疫を作っておく薬はありますが、ウイルスそのものを死滅させる訳ではありません。つまり現状でのウイルスへの対策は、ウイルスにできるだけ触れないようにする事(手洗い、うがい、マスク、洗濯、洗髪、紫外線など)と、自分の持つ免疫力を高める事(活動量と食事量のバランス、ビタミン・ミネラルの摂取、規則正しい生活など)だけです。

一方、ウイルスの他には細菌による感染症もあります。名前の知られているものとしては、例えばサルモネラ菌、コレラ菌、ピロリ菌、O-157、カンピロバクター、チフス菌、破傷風、レジオネラ菌、黄色ブドウ球菌、敗血症、結核、赤痢、梅毒、クラミジアなどが知られています。これらの細菌はアルコールなどの消毒で殺菌できる上、体の中に入った場合、自分の持つ免疫はもちろん、抗生物質を使う事でも破壊する事ができます。しかし細菌は人間の細胞の中に入らなくても自力で増殖する事ができるため、環境さえ整えば自然界ではどこでも存在する事ができます。そのため細菌に対する対策は、自分の周囲の衛生環境を最低限管理し、その量を減らす事(小まめに掃除をして清潔にする、アルコール消毒をする、手洗い・うがい、マスク、洗濯、洗髪、十分な加熱調理、紫外線など)と、やはり免疫力を高める事が重要になります。

ちなみに体の中に入っていない状態のインフルエンザウイルスは長くても2日程度しか持ちません。一方、ノロウイルスでは自然界でも1ヶ月半も生き残る事ができるそうです。特にノロウイルスはたくさんの型があり、免疫を獲得する事が難しいため、生涯に渡って何度でもかかります。一応、塩素消毒・十分な高温加熱・紫外線により死滅させる事ができるため、一時的には感染者の周囲にいる人への感染を抑える事は可能ですが、感染した後に関してはやはり自分の免疫力でしか対処できません。しかし例えばエイズウイルスのように、免疫でもどうしようもない場合もあるため、接触を避ける事が最も良いという事に変わりはありません。



アレルギー・アナフィラキシー

抗原(アレルゲン)が体の中に侵入した際、まず「ヘルパーT細胞」がそれを感知します。すると「B細胞」へと司令が送られ、そのB細胞が入ってきた抗原に合う「抗体(免疫グロブリン)」を作り出します。続いてその抗体が「マスト細胞」と結合し、マスト細胞と結合した状態の抗体が更に抗原と結合します。その結果、マスト細胞内部にあるヒスタミンなどの科学物質が放出され、それによって異物を排除するための反応が促されます。通常、それだけでは自覚できるほどのアレルギー症状は出ない場合があります。

しかし抗原に接触する度に抗体が作られるため、日々着々とアレルギー反応を行う準備は整っていきます。その状態で抗原に接触した場合、例え抗原の量が少なくても、顔が痒くなったりなどアレルギー症状が自覚できる形で表れます。またその状態で大量の抗原と接触した場合、異物を排除するための反応が過剰に起こり、制御ができなくなる場合があります。例えば通常のアレルギー反応が起こると、毛細血管が拡張して血液の流入量が増えたり、血管の透過性が高まる事で物質が血管の壁を通り抜け、細胞内へ入りやすくなるなどします。しかしそれが全身で起こると急激に血圧が低下し、血液中の栄養成分が細胞内へ漏れ出してしまうため、意識消失などが起こります。それが「アナフィラキシー・ショック」です。

食物アレルギーは一度発症すると自然には元に戻りません。そのため重要なのは「アレルギー反応を適切に維持する事(予防する事、悪化を抑える事)」です。俗に言われるのが「皮膚疾患を早期に治療しておく事」「食べ物を触った手で、荒れた状態の皮膚に触れない事」「よく噛んで食べる事」「腸内環境を整える事」「唾液・胃液・腸液など消化液の分泌を良くする事」「蛋白質を摂取する事(必須アミノ酸をバランス良く摂取する)」「ビタミン・ミネラルを摂取する事」「必須脂肪酸のバランスを整える事」「摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを整える事」「睡眠環境を整える事」「過労を抑える事(活動と休息のバランス)」「適度な運動を行う事」「ストレス管理を行う事(楽しい事をする)」などです。


その他

全ては掲載しませんが、例えばガン(癌)、薬物中毒(違法なものやドーピングの他、頭痛薬なども含む)、その他では先天性の病気(生まれつきの糖尿病など)、原因不明の難病、精神的な病気(鬱病など)なども挙げられます。





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