野球で起こりうるその他の怪我・病気など

野球で起こりうるその他の怪我・病気などのまとめです。 
 
 
●体に関するもの
・コンパートメント症候群
何らかの原因で体の内部の圧力が上がり、
臓器、神経、筋肉、血管などが圧迫されてしまい、
それによって麻痺、痛み、蒼白、脈が取れない、
筋肉が正常に動かせない、感覚がなくなるなどなど、
様々な症状が現れます。

他の怪我の内出血や浮腫(腫れ、むくみ)によっても起こります。
重篤な場合は血流の減少と圧迫された事によって、
細胞を壊死させてしまう可能性があるため、
すぐに手術を行う必要があります。

予防としては怪我で腫れた時や浮腫んでいる時などに、
包帯やテーピングをきつく巻き過ぎない事です。
ただ、それだけでは防げないものもあるので注意が必要です。

・成長痛
成長期の急な身長の伸びによって痛みを生じるのが「成長痛」です。
身長がよく伸びる時期になる人がいます。
身長の伸びがない大人では成長痛になる事はほとんどありません。

人によって痛みの出る部位が異なりますが、
スネの部分や腰に痛みが出る事がほとんどです。
これは骨の成長に他の組織がついていかない事による痛みです。

身長の伸びが少なくなれば自然と痛みもなくなっていきますが、
程度によっては野球を行えなくなるほど痛みが強くなる場合があります。
かのダルビッシュ有選手も高校時代成長痛に悩まされ、
水中でのトレーニングなどを行っていたようです。

その間、通常の練習はほとんど行えなくなるため、
野球の感が失われないよう様々な工夫が必要になります。

その他、肘、手首、股関節、膝、足首、踵、
足の裏(踵の少し手前)などにも痛みが出る事があります。
これらは体を曲げたり伸ばしたりする事による疲労の蓄積によって、
軟骨付近で炎症が起こり、それによって痛みが生じています。

成長しきっていない子どもの体には骨端線があります。
この骨端線は骨を作る細胞がたくさんある軟骨の部分で、
他の骨よりも柔らかくできています。
柔らかいので体を曲げたり伸ばしたりする事による影響を受けやすく、
酷使によって損傷しやすいのです。

骨端線に限らず子どもの頃は骨が未発達で柔らかいですので、
腱が骨から剥がれやすく、またその付近の骨も痛めやすいのです。
例えば少年期の野球肘(肘の離断性骨軟骨炎など)がそれに当たります。

予防には疲労の蓄積を防ぐようにするしかありませんが、
身長の伸びが急激な場合はそれでは防げませんので、
痛みが引くまでどうするかという事を考える必要があります。
(体重のかからない水の中でのトレーニングを行うなど、
ここで指導者の力量が発揮されると思いますw)



●その他
・心に関するもの(睡眠障害、イップス、うつ病、ストレス、人間関係、摂食障害、
スランプ、極度の緊張、過敏性腸症候群、親しい人を亡くすなど)
野球は一人で行うものではないため、あらゆる事が起こり得ます。
それに対してどう対処するかという事は考えておかなければなりません。
重要なのは一人で解決しようとせず、必ず誰かに相談する事です。

※イップス:特定の条件下である事が怖くなったり逃げ出したくなったりする事
(インコースに投げるのが怖い、エラー後の捕球が怖いなど)
過敏性腸症候群:緊張によって便が緩くなる事、それが治らない事
うつ病:気分が落ち込み、それが一時的ではなく長い期間続く事

・その他の病気など(インフルエンザなどのウイルス、ハンガーノック、
糖尿病、食中毒、様々な原因による視力や聴力の低下、花粉症、風邪、貧血など)
いくら注意していても病気になる事はあります。
病気になってしまった時どうすべきかという事は常に考えておくべきです。
手洗いうがいは基本とし、免疫力を高めるよう規則正しい生活をしましょう。

※ハンガーノック:激しい運動を行った時に極度の低血糖に陥る事
posted by SaruyaMichael at 21:00 | TrackBack(0) | 野球で起こりうる怪我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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