野球で起こりうる頭・首・胸の怪我

野球では頭・首・胸でも怪我をする事があります。

疲労が積み重なる事によって起こる慢性的なものと、
突発的に起こるものとがありますが、
特に命に関わるものや一生症状が残るものも多いです。

考えられる怪我を一つ一つ簡単に説明していきます。 
 
 
●頭(脳など)に関する怪我
・脳震盪、脳挫傷、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞など
頭に大きな衝撃を受けた時に起こるものと、
生活習慣などの積み重ねによって突発的に起こるもの、
遺伝に関係し突発的に起こるもの、
予期せず突発的に起こるもの、などがあります。

具体的には選手同士の正面衝突、フェンス激突、頭部へのデッドボール、
不規則な生活(タバコ、酒、油もの、ストレスなど)の積み重ね、
遺伝(近親者が同じ病気を患った)などによって突発的に、などで起こります。

実際に過去のメジャーリーグではデッドボールがバッターのこめかみに当たり、
そのバッターが死亡するという事故が起きています。
また、日本プロ野球でもホームランアーチストの異名で有名な田淵幸一選手が、
こめかみ(耳付近)にデッドボールを受けた事があります。
その事で現在の耳を守るヘルメットの形になったと言われています。

症状は様々で一時的な記憶障害、気絶、集中力・思考力低下などから、
半身不随や麻痺など一生症状が残ったり、最悪の場合は死亡する事もあります。
野球選手では比較的稀ですが、注意を怠るべきではありません。

・眼球の怪我
デッドボール、自打球、守備時の打球、
フェンス衝突、選手同士の衝突、スパイクなど、
目付近へ強い衝撃を受ける事で起こります。
網膜剥離、眼球破裂などによる、視力低下、失明などが起こります。

その他、糖尿病、レーシック手術失敗などなど、
他の原因で視力が低下、失明する事もあり、
いずれも選手生命を左右する重要なものになります。

野球時での突発的な事故を防ぐ方法は、
咄嗟に腕で目をかばうか、
硬いメガネを装備しておくしかありません。

・頭皮や顔の皮膚の裂傷など
・頭蓋骨の骨折や打撲
・顔の骨(鼻、頬、でこ、アゴなど)の骨折や打撲
デッドボール、自打球、守備時の打球、
フェンス衝突、選手同士の衝突、スパイクなど、
そのほとんどが突発的に起こります。

野球時での突発的な事故を防ぐ方法は、
咄嗟に腕で顔や頭をかばうか、
硬いヘルメットを装備しておくしかありません。



●首に関する怪我
・頸椎捻挫、頸椎損傷、骨折、脱臼
ヘッドスライディング、ダイビングキャッチ、選手同士の衝突、フェンス激突など、
首〜背中へ強い衝撃を受けた時などに起こります。
人によって麻痺や半身不随などになる事もあり、軽度でも選手生命を脅かします。

・頸動脈の圧迫
先輩からのイジメなどで首を絞められた時に、
首にある頸動脈が圧迫されて脳への血流が減ると、
失神して気を失ったり、命に関わります。

・首の裂傷など
首には頭へ血液を送る太い血管が通っており、
首への傷が深いと即、命に関わります。
突発的な事故を防ぐためにも、反射的に頭や首は守るようにしましょう。



●胸に関する怪我
・心室細動、心房細動、心臓震盪、心筋梗塞など
胸へ強い衝撃を受けた時に起こるものと、
生活習慣が積み重なって突発的に起こるもの、
遺伝的に起こるもの、予期せず突発的に起こるものなどがあります。

具体的には選手同士の衝突、フェンス激突、胸部へのデッドボール、
バットのスイングが胸へ当たる、
生活習慣(酒、タバコ、油もの、ストレスなど)の積み重ね、
遺伝(近親者が同じ病気を患った)など、ほとんどが突発的に起こります。
実際に胸へ打球を受けて死亡するという事故が起きています。
(→心臓震盪の症例

いずれの場合も命にかかわるので、
その場ですぐにAED(自動体外式除細動器)を使用し、
救急処置を行う必要があります。

技術的な面から言ってプロで起こる事は稀ですが、
小学生以下〜大学生まで予期せず起こる事は十分考えられます。
チームの指導者はAEDの使用法や救急処置法を学んでおく必要があります。
ただ、例え一命を取り留めても麻痺などの障害が残る事があります。

・胸骨や肋骨の骨折、打撲、胸の裂傷など
胸へ強い衝撃を受けると胸にある骨(胸骨、肋骨)が折れる事があります。
衝撃が心臓へも伝わっている場合や、
骨の折れ方、傷の深さによっては命に関わる場合もあります。

・胸筋の挫傷、肉離れ、断裂
胸にある筋肉(大胸筋など)を痛めるのがこれです。
ピッチャーが力んだ時に、
体が早く開いたり、胸を張った時になる事があります。
posted by SaruyaMichael at 21:00 | TrackBack(0) | 野球で起こりうる怪我 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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