イメージトレーニングとは?その方法を考える

この記事ではイメージトレーニングを行う方法について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。
(記事作成日時:2013-06-15、更新日時:2019-03-26)

★当記事の目次

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イメージトレーニングとは?そもそもどういうもの?

イメージトレーニングとは、簡単に言うと、頭の中で自分が理想とする映像を再生し、その頭の中の映像と、実際の行動や言動などをマッチングさせていく事を言います。そうしてイメージとリアルをマッチングさせていくと、その度にリアルは修正され、その度に頭の中のイメージも変化していきます。これを繰り返す事で、イメージとリアルを共に発展させていこうとするのがイメージトレーニングの主に目的です。もちろんトレーニングであるので、イメージ→リアルの修正→イメージの修正→リアルの再修正というサイクルをスムーズにするため、人によってはある程度の訓練が必要になります。

尚、「トレーニング」と聞くと、苦痛に耐えながら意識的に行うものというイメージが強いですが、例えば子どもが新しくスポーツを始めて、誰かに教わったり、あるいは誰かの真似をする時には、そうして一度頭の中でイメージし、それを実際に体で具現化しています。つまり元々は無意識の内に行っている事です。しかしある程度技術が身についてくると、次第に考えなくても体を動かす事ができるようになるため、そのようなイメージをせず、感覚だけでプレーをしてしまいます。それによりある一定の技術レベルまで到達すると、新たな技術の習得が難しくなったり、練習やトレーニングの効果が頭打ちになってしまう場合があります。あるいは同じ事の繰り返しでモチベーションが低下する事もあり、技術を発展あるいは習得する前に練習を中断してしまう場合もあります。イメージトレーニングはその悪循環を改善するために必要になります。


想像力を高めるためには?

頭の中でより具体的なイメージをするためには、そのイメージとなる材料が必要になります。すなわちイメージを行うためには、そのイメージとなるものを見聞きし、それを見聞きできる状況にいなくても、頭の中だけでイメージできるように深く記憶しておかなければなりません。最近ではスマートフォンやパソコンがあり、誰でも気軽に自分を録画・再生し、映像化する事ができます。そうして自分の映像を繰り返し見て、それを記憶し、それを見なくてもその映像が頭の中で再生できるようにしておきましょう。それが第一段階です。

またそれと合わせ、プロの選手の映像も同じように録画し、再生、繰り返し見て記憶、その映像を見なくても頭の中で再生できるようにしておきます。特に繰り返し見て記憶する映像は、できるだけ種類が多い方が良いです。多種多様な映像を記憶すると、次第に頭の中でイメージする事ができる映像の「幅」が広がり、より具体的なイメージができるようになっていきます。もちろん実際にアウトプットし、自分の頭から外へ出します。それを何度も繰り返すのが「想像力を高める」という事に繋がります。

尚、単純に知識も必要です。野球の技術・思考・歴史に関する本(ピッチャーなら特に投球フォームに関する基本的な知識)、いわゆる自己啓発本、トレーニングに関する本、人体や健康に関する本、物理に関する本などを読んだり、関係する事をネットで調べたり、あるいは実際に人間同士でコミュニケーションを行う事、その他、野球をしている時以外の選手の映像を見る事などでも、イメージの幅は広がっていきます。

ちなみにそうして具体的なイメージができるようになると、頭の中で視点を変える事ができるようになります。イメージトレーニングを行う上ではその「頭の中で視点を変えて物を見る事ができる能力」が非常に重要です。特にジャイロボールの習得においては、ボールを前から、後ろから、横から、上から、下から見る必要があります。それを頭の中で行い、修正していく訳です。


イメージトレーニングの方法を考える

練習中ではあらかじめ記憶しておいた様々な映像を、まず頭の中でイメージし、それを元に修正点を探し、その修正を実際に自分の体を動かして行います。そして修正後の自分をカメラを使って再び録画し、再生、それを繰り返し見て記憶、頭の中のイメージを修正、再び自分の体を動かして修正していきます。これを繰り返す事で自分の体の動きが理想へと近づきます。特にイメージをする事自体は体を動かさなくても行う事ができるので、野球を実際にしていない時、例えばご飯を食べている時などの空いている時間に行う事で、その時間も野球のやめに使う事ができます。それにより元々持っている技術の発展や新しい技術の習得を効率的に行う事ができます。

また試合中であれば、例えばピッチャーなら、ボールをピッチャーから、バッターから、キャッチャーから、一塁側から、三塁側から、下から、上から・・・というように、頭の中で視点を変えて見る事ができます。そうしてボールを立体的に捉える事ができるようになると、どのような球速で、どのように回転をかけ、どのコースに投げれば効果的かを考える事ができ、そこから攻め方を変えていく事ができます。バッターであれば、この球速のこの球種はこの軌道でこのコースに来る可能性があるから、このようにバットを出せば良い、という想定ができます。ただし試合中では常にプレーが動いており、その中で常に冷静沈着にイメージするためには、咄嗟の頭の回転や強靭な精神力(単に「強い」という意味ではない)も必要です。ちなみに「自己暗示」という方法があり、ポジティブな事を自分にひたすら言い聞かせ、自分自身に信じ込ませる事により、精神的な不安や恐怖などネガティブな感情を抑える事ができます。

尚、プレーしている選手だけではなく、監督目線や観客目線で視点を変える事もできます。更に実際に野球をプレーしている状態だけではなく、観客が喜んでいる映像、サインを求められる映像、自分が勝った時の映像、自分が抑えた時の映像、自分がファインプレーしている時の映像、自分が記者会見をしている時の映像、高価な時計や車を買った時の映像、結婚し子どもと野球をしている時の映像、自分のチームが優勝パレードをしている時の映像などをイメージする事で、自分の精神的な向上(目標に対するやる気、意欲、集中力の持続など)を行う事ができます。もちろんそのためには、あらかじめその映像を過去に見ておく必要はあります。




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