ジャイロズレ:ジャイロシュート

「ジャイロズレ」とは私が勝手にそう読んでいる名称で、地面と平行かつ進行方向と一致しているジャイロボールの回転軸を45度前後に傾けたボールの事を言っています。特にこの記事ではジャイロボールの回転軸を45度傾けた「ジャイロシュート」について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。
(記事作成日時:2014-01-28、更新日時:2019-03-20)

★当記事の目次

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ジャイロシュートとは?

「ジャイロシュート」は、ジャイロ回転とシュート回転(右投手なら右から左への横回転、左投手なら左から右への横回転)のちょうど中間の回転になります。つまりジャイロ回転から回転軸を傾ける場合、上に45度傾ける事になります。一方、シュート回転から回転軸を傾ける場合、下に45度傾ける事になります。ちなみに右投手のジャイロボールは基本的に時計回り、左投手のジャイロボールは基本的に反時計回りです。

これによりジャイロシュートではジャイロ回転の持つ特性と、シュート回転の持つ特性を半分ずつ併せ持つような球種になります。尚、ジャイロシュートにはフォーシームジャイロとツーシームジャイロがあります。フォーシームジャイロは減速が少ない事、ツーシームジャイロは減速が大きい事が特徴ですが、どちらも上向きの力が働かず、重力によって落ちるという特徴があります。このためフォーシームジャイロシュートでは減速が少なく小さく横へ変化するシュートボール、ツーシームジャイロシュートでは減速が大きく、小さく横へ変化するシュートボールになります。すなわちどちらも利き腕と同じ方向に小さく変化するシュートボールやシンカーのような軌道になります。


ジャイロシュートの回転軸など

フォーシームジャイロシュートを画像で示すとこういう感じです。
フォーシームジャイロシュート.png

続いてツーシームジャイロシュート。
ツーシームジャイロシュート.png

上の2つの画像は右投げのピッチャー側から見た時の回転のかけ方です。画像のように回転軸が上を向いており、この回転をかけるためには上に向かって投げる必要があります。このため上から投げる投法ではこの回転で投げる事は困難です。

一方、アンダースローではどちらも割とナチュラルに投げる事ができます。特に元々アンダースローは少し上に向かってリリースするので、純粋な回転のジャイロボールよりも球速が出やすいという特徴があります。握り方も通常のフォーシームジャイロの握りを少しズラすだけなので、フォーシームジャイロの投げ方さえ覚えていれば習得難易度はそれほど高くありません。

尚、ボールを横(一塁側方向)から見るとこのような感じです。
ジャイロシュート2.png
このようにジャイロボールの回転軸を45度傾けています。


ジャイロシュートの使い道

前述のようにアンダースローの場合、比較的ナチュラルに投げる事ができます。このため直球として利用する事ができると思います。また回転軸を調節する事でシュート回転の要素を強くする事もでき、単純にシンカーやシュートボールとして使う事もできます。特にインコースに投げる事ができるボールとして大きな武器になるはずです。



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