ジャイロズレ:ジャイロスライダー

ジャイロボールの回転軸をズラした、
「ジャイロスライダー」について書きます。 
 
「ジャイロスライダー」は、
ジャイロ回転と横回転(スライダー回転)の、
ちょうど中間の回転になります。

ジャイロスライダーにも、
フォーシームジャイロとツーシームジャイロがあります。

フォーシームジャイロスライダーを画像で示すとこういう感じです。
フォーシームジャイロスライダー.png

続いてツーシームジャイロスライダー。
ツーシームジャイロスライダー.png

これは右投げのピッチャー側から見た時の回転のかけ方です。
投げる事自体はどの投法でもそこまで難しくありません。
握りも通常のフォーシームジャイロの握りを少しズラすだけです。

既知の変化球ではスライダーに近い握りですが、
縫い目を注意する必要があるため、綺麗な回転で投げるのは難しいです。
球速を出すのはそれほど難しくはありません。



横(一塁側方向)から見るとこんな感じです。
ジャイロスライダー2.png
このようにジャイロボールの回転軸を、
右投げのピッチャーの場合は投手側から見て「上(空)へ45度」傾けています。

実際の変化としては、
ジャイロボールにスライダーの要素が加わり、
利き腕とは逆の方向へ変化します。

最近のプロ野球では上投げのピッチャーのスライダーは、
いわゆる「縦スラ(縦のスライダー)」というものですが、
あれにジャイロボールの特徴が加わったイメージで構いません。
(ここで言うジャイロボールはただのジャイロ回転ではなく、
フォーシームジャイロとツーシームジャイロの事です)

今まで縦の変化が大きいスライダーを投げていたピッチャーは、
このスライダーの方が横の変化が大きくなるかもしれません。

当然、ジャイロボールの「重力による落ちる変化」があります。
フォーシームジャイロ<ツーシームジャイロ
というように、落ちる変化が大きいです。

アンダースローで投げる場合は貴重なスライダー系の変化球になります。



が、この画像のように、
「45度」という角度で投げるのは非常に難易度が高いです。

ジャイロズレはどれもそうですが、
少しでも回転軸がズレてしまうと全く意味がなくなってしまうので、
安定的に同じ回転軸で投げられるよう練習が必要です。

ジャイロズレを投げる上で重要なのは指先の繊細な感覚です。
posted by SaruyaMichael at 19:00 | TrackBack(0) | ジャイロボールの握り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック