生活態度と野球に対する姿勢について考える

この記事では生活態度と野球に対する姿勢の関係について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。
(記事作成日時:2013-06-12、更新日時:2019-04-06)

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勉強に対する姿勢と野球に対する姿勢

「勉強ができる人はノートも綺麗」という事をよく聞きます。確かにその通りで、勉強ができる人は、内容が整理されていてノートが見やすいです。特にノートが綺麗な人というのは、板書をそのまま書き写すのではなく、自分なりに見やすいようにして配置し、ノートをデザインしています。そうして自分で考えながらノートを書くので、単なる書き写しよりも内容を覚える事ができます。稀に部活動を優先している人でも、テストの成績が良い人もいますが、それにはこれが理由かもしれません。単に「真面目に授業を聞いている」だけでは頭に入りません。また字の綺麗さは別として、ノートが整理整頓してあれば、後で見返した時に見やすく、テスト範囲の勉強もしやすいですよね。つまりノートが綺麗な人というのは、家でも勉強をしている訳で、勉強しているからこそテストの成績が良いのです。

尚、「勉強する」と聞くと、机にかじりついて苦痛を伴うイメージだと思います。何故苦痛を伴うかと言えば、単純に何を言っているか分からないからです。新しい事ならば誰でも分からなくて当然ですし、そもそもの基礎がなければ分からない事は多くなります。しかし何故授業を真面目に聞いているのに分からないかと言えば、単に黒板に書かれた事を写しているだけで、実際には頭で何も考えていないからです。それを続けてきたからこそ基礎も身についていない訳で、学校の授業は平日は毎日あり、それでは単なる時間の浪費になってしまいます。時間は有限であり、分からないのであれば勉強の仕方を変えるべきでしょう。

何より野球は頭が良くなければできません。勉強をする事によって得られた知識の中には、野球に役立つものもあれば、当然野球には何の役にも立たないものもあります。例えば古典の授業で教わる漢文は、おそらく一字一句覚えても野球にはあまり役に立ちそうにありません。しかし勉強する事によって身につける事ができる「何かを考える能力」「何かを記憶する能力」「記憶を出し入れする能力」「集中力」などに関しては、学校の授業中でも高める事ができます。実はそれによって身につけた「頭の良さ」が野球にも繋がる事があるのです。

特に「頭が良い」には「頭の回転が速い」という事が含まれています。頭の回転が速いとは、短時間の内にできるだけ多くの事を考える能力の事で、例えば野球ではピッチャーがサイン交換をしている間に球種、球速、コースなどを考え、それを打つにはどのようにバットを出せば良いかをイメージします。それは頭の回転が速くなければできません。また予想とは違うボールが来た時にも、この球速・軌道ならこの球種で、このコースならストライクあるいはボールで・・・というように、一瞬の判断能力にも関係してきます。頭が良くなるとそういった事ができるようになっていきます。

このため野球を真に極めたいと考えている人は「全ての事が野球に繋がる」と考え、勉強にも一生懸命取り組みます。「文武両道」という言葉がありますが、「勉強をする事=野球には何の役にも立たない」という固定概念を持っている人は、勉強をする事に対してだけでなく、野球に対しても、どこかでサボったり、どこかで楽をしたがると思います。そうした普段の姿勢は「人柄」にも現れ、周囲の評価を決める要素の一つになるでしょう。


野球に役立ちそうな知識など

まずは国語。国語はその名の通り日本語を勉強する科目で、これを勉強する過程で「考える力」が身につきます。一方、授業で教わる事はおそらくないと思いますが、「自分の考えを言葉にして話す」ような練習は非常に重要です。そのためには単語、熟語、表現などを知っている必要があり、その材料としても国語の勉強はある程度は必要です。その他、本を読むのも良いでしょう。

続いて数学。数学は数字に関する事を勉強する科目です。特に最近はデータを用いた野球が一般化しており、どの場面の時、どの球種でどのコースに投げれば打たれる確率が低いか・・・などという事を考えながら野球をするためには、ある程度数字に強い方が良いでしょう。尚、複雑な公式などは別に覚えなくても問題ありません。要は苦手意識を持たないために、ある程度勉強はしておくべきです。

続いて英語。英語はその名の通り英語を勉強する科目です。メジャーリーグを目指すには必須ですが、それどころか野球を志す場合に限らず、近年では英語を話せる事で職業選択の幅が大きく広がります。ただし授業で教わる英語だけで実際に話せるようになるのは難しいです。実際に外国人と話した方が習得しやすいので、そういう機会を作ると良いでしょう。英会話教室も良いですが、一番良いのは海外留学です。英語しか話せないような環境に身を置く事でスムーズに習得できる場合もあります。

続いて理科。理科は化学、物理、生物、地学などに分かれていますが、いずれも野球には必要です。化学や生物はトレーニングや栄養に関する知識として、物理は効率の良い体の動かし方やボールの動きなどを学ぶ事ができます。もちろん学校で教わる範囲は限られており、その中で野球に役立つものを自分で選別する必要はあるので、個人的に勉強するのも良いかもしれません。

続いて社会。これも地理、歴史、公民などに分かれています。野球には直接関係ない事も多いですが、歴史に関しては野球に関するものは知っておいて損はないでしょう。また地理や公民に関しては、プロ及び社会人になって全国を飛び回る時、あるいはメジャーに行く時に多少役に立つかもしれません。また授業では教わらないかもしれませんが、メジャーリーグに行く場合、数少ない日本人の一人として渡る訳ですから、多少たりとも日本の事を勉強しておいた方が良いでしょう。

続いて音楽、美術、工作、技術など。これに関しては野球とはほぼ関係ありません。ただし野球以外の特技及び趣味として何か持っておくと、交友関係が大きく広がると思います。そこから良い出会いが生まれる場合もあります。また野球以外のリラックス方法の一つとしても利用できます。尚、字が綺麗な事や絵が上手く描ける事は、実は野球選手になった時に役に立つ事があります(サインや色紙に何かを書く事を求められた時など)。

続いて保健。体に関する知識として、例えば栄養やトレーニング、病気、怪我、体調管理など、野球にも役に立つ部分はあります。

続いて体育。「体の動かし方を考える」「予想外の事が起きた時の咄嗟の対応力」という意味では、野球以外のスポーツも役に立ちます。尚、学校で教わるトレーニング法は間違いだらけなので、そこはあまり参考にはなりません。またあまり張り切って怪我をしないようにしましょう。

最後に家庭科。これは料理及び栄養に関する知識として野球に役立つ部分があります。どんな食べ物にどんな栄養素が含まれていて、1日にどのような栄養素をどれだけ摂取すれば良いかなどは、知っておいて損はありません。また料理の作り方なども勉強しておくと良いでしょう。


生活態度はその人の人柄、更には人との出会いにも関わる

勉強もそうですが、学校生活もそうです。ワイシャツを外へ出して、ネクタイを締めず、ボタンも止めず、髪の毛を染め、ピアスをして、タバコを吸って、お酒を飲んで、喧嘩をして殴り合って、部員の誰かをイジメて、財布を盗んで、カツアゲをして、授業中に寝て、遅刻をして、授業をサボって・・・そういう事をするような「心の余裕」がある事に驚きます。そのような事をして周囲の人間がどう思うでしょうか。

野球の事で頭が一杯の人では、前述のようにあらゆる事が野球に繋がるという考えを持っています。もちろん野球をするにはある程度心に余裕は必要ですが、そういう事をする人は、人が見ている前では努力していても、いざ、人の目が及ばないような場所では平気で楽をしたり、サボろうとすると思います。野球はボールに触れている時だけが練習ではありません。イメージトレーニングとか、筋トレとか栄養学とか、ボールに触れていない時にも、野球の役に立つような事はたくさんあります。それをしている人としていない人では、いずれ野球に成績にも表れてきます。見る人が見れば、その人が裏で努力しているか否かはハッキリ分かるのです。

特に野球では上の世界に上がるほど様々な人との出会いがあります。高校では学校の関係者、同級生、先輩だけでしたが、大学やプロでは全国から様々な人間が集まって野球をします。野球にもルールがあるように学校にもルールがあります。周囲の評価を気にせず、学校のルールすら守れない人間が、これから先、社会に出て、多種多様な人たちと一緒に何ができるでしょうか。

スポーツは「人との出会い」です。貴方の普段の生活態度は人柄となり、その人柄によってたくさんの交流関係が導かれます。そこで新たな出会いがあるかもしれません。それこそ、その一つの出会いが、貴方の野球人生を大きく変えるような出会いになるかもしれません。その出会いを引き寄せるためには、生活態度を含め、野球に対する考え方を今一度改める必要があるでしょう。




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