時間を有効的に使う方法を考えよう

この記事では時間を有効的に使う方法について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。
(記事作成日時:2013-03-29、更新日時:2019-04-05)

野球23

★当記事の目次

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練習時間を増やすのは口で言うほど簡単ではない

私は野球部ではありませんでしたが、例えば私の通っていた高校(都立高校)での平日の練習時間は、授業が終わった後のたった2時間だけ、休日も1日3時間程度しかありませんでした。しかも平日は2回だけ、休日は土日両方あっても2回だけだったので、最大週4日程度、時間にして合計10時間しか練習していません。これは学校の校則が厳しかった事と、私の所属する部が弱く、実績を上げるのが難しかったからです。しかし例え実績を上げる事ができたとしても、融通の利きにくい学校のような場合、必死に学校へ「練習時間を増やして下さい」と訴えても、そう簡単に変わるものではないでしょう。

特に学校は体育館やグラウンド(校庭)が1つずつしかない事が多いです。つまり運動部で練習日を割り振る必要があり、場所及び時間の取り合いになります。学校側としても野球部だけを優先させる訳にはいかないので、野球部以外にもグラウンドを利用する部がある場合、一つの部が使う週の練習日数はどうしても減ってしまいます。一方、私立の強豪校には野球部専用のグラウンドがあったりしますから、他の部に配慮する必要がありません。その分、自由に練習時間を確保する事ができます。

また私立の強豪校では例えば授業前に朝練をしたり、授業を早めに切り上げて午後はずっと練習をしたり、場合によっては夜10時頃まで練習するというような学校もあります。またグラウンドが使えない日には学校にあるトレーニングルームを利用するなど、時間を無駄なく使う事ができます。つまり私の学校のように午前から午後まで眠気に耐えながら、何の役に立つかも分からないような授業を受けている間も、私立の強豪校は必死に野球のために時間を使っている訳です。更に私立の場合、寮生活になっていれば野球以外の事に注意が散漫する事も減り、より野球のために時間を費やす事ができます。その「時間」の差は最終的には数十倍にもなり、それは明確にチームとしての実力に直結するはずです。

「強くなりたいのならたくさん練習をすれば良い」とはよく言いますが、前述のように練習時間を増やすのは口で言うほど簡単ではありません。もちろん「学校から帰った後に密かに練習をする」というのも良いですが、人によってはバイトがあったり、家の都合があったりして、チームメート全員でそれができる訳ではない上、睡眠時間や自分が自由に使える時間を削ってまで練習するというのは賛否が分かれますし、校則の厳しい学校の場合、見つかった時には大変な事になります。

そのため練習時間を増やすのが難しい場合、「今の練習時間のまま、強くなるためにはどうしたら良いか?」という事を考えなければなりません。そのために重要になってくるのが「時間を有効的に使う事」です。練習時間が物理的に増やせないのであれば、練習時間外で時間を探してその時間を使う、あるいは練習時間内で、どうにかして時間を作るように工夫すれば良いのです。


準備と片づけの効率化をしよう

例えば野球部の練習を始める時間が16時だとします。しかしその16時よりも前から練習の準備は行う事が可能です。監督やコーチが来る前から準備をし、すぐに練習が始められるようにしておきましょう。それにより数十分でも余裕が生まれれば、そこに練習を追加する事で、1日に行う事のできる練習が1つ増えます。1日2日では大した差にはなりませんが、1年間と続けていけば大きな積み重ねになるはずです。

もちろん1つ1つの練習メニューの準備もできるだけスムーズに行うようにしましょう。そのためにはあらかじめ整理整頓をしておき、道具を取り出す順番を決めておくと良いでしょう。最初に使う道具は手前にその次はその奥にという感じです。また取り出して設置する位置を決めておき、その通りに準備をしたり、片付けの際もその順番に置いて練習を終えるようにします。それによっても時間が節約できます。当然片付けもできるだけスムーズにできるよう、道具を置く位置や順番を覚えておくと良いでしょう。

尚、いわゆる「ボール拾い」ですが、例えば部員がちょうど9人いるチームで守備練習を行う場合、9人を2つに分けて4〜5人とし、最初の4人が行っている間、残りの5人がボール拾い、5人が行っている間は4人がボール拾い、というようにローテーションしていくと時間が短縮できます。またボールは最初から1箇所に集めるのではなく、複数の場所で集めておいて、最後にまとめるようにすると良いでしょう。この他、1人ずつ、あるいは2人1組で行う練習もあると思うのですが、交代はできるだけスムーズに行いましょう。

続いて、実際にボールを触る前に行う準備運動もできるだけ時間を節約します。始められる人から始めるようにし、行う事は必要最低限、余計な事はせずに、効率良く体を温めるようにします。特に練習試合や実際の公式戦に行くと、環境(気温が低いなど)によってはアップの時間やスペースが十分に取れないという事があり得ます。それに慣れさせておくという意味でも重要で、ボールに触れる時間を確保するよう努めましょう。尚、準備を始める時間がバラバラになる事では「一体感」「チームワーク」「協調性」などと言う人もいますが、それは別に準備運動だけで高まるものではありません。また必要最低限とは言っても省いてはならない工程はありますし、ストレッチにしても正しく行わなければ怪我の原因にもなるので、あらかじめ準備運動で行うメニューを決め、順番を覚えておく必要はあると思います。


複数の練習をまとめて行うような練習

例えばノックではノックを受ける選手しか練習できないようなイメージですが、ピッチャーが投げる真似→ショートにノック→一塁ランナーがセカンドへ走塁→ショートがセカンドに送球→セカンドがファーストに送球→ファーストが捕球・・・というように、実は複数の練習を一度にまとめて行う事ができます。そのようにまとめて行うと更に時間が短縮できます。

もちろんそのような練習を行うためには捕球、送球、走塁という基本的な技術がなければなりません。いきなりそんな練習をしても難しいので、これは基礎が身についてから行いましょう。


トレーニングは目的に適したものを行う

トレーニングには持久力を高めるようなトレーニングと、瞬発力を高めるようなトレーニング、更には神経系の機能を高めるようなトレーニングなどもあります。しかし例えば瞬発力を高めるようなトレーニングは、基本的に短時間で大きな負荷をかけるような運動が必要であり、ダラダラと長時間走るようなトレーニングでは筋力は上がりません。当然ただ単に走れば良いという訳でもありません。よく「下半身を鍛えるには走り込みが良い」などと言われるのですが、それは必ずしも正しくないのです。

そのように目的に合ったトレーニングを行う事でも、時間を有効的に使う事ができます。尚、これについても「どのような動作でどの筋肉が使われるか」「どのぐらいの大きさの負荷をかける事で筋力が上がるか」「セット数、反復回数、インターバルなどはどれくらい?」などという事をあらかじめ勉強しておく必要はあると思います。


ボールに触れている時間以外の時間を有効活用する

前述のように部活動の時間には限りがあります。またその限られた練習時間をどれだけ有効活用しても、その時間内にできる事にはやはり限りがあります。そこで部活動の時間以外の時間も有効活用し、野球のために使う事が重要になります。

特に最近ではインターネットの発達により、プロの選手の映像を誰でも気軽に見る事ができます。その映像をよく観察し、記憶、それを見ないでも頭の中で再生できるようにしておきましょう。それを朝起きた時、通学中、授業の前、授業の合間、練習前、練習後、帰宅中、帰宅後、寝る前などで行った上で、実際の練習中にはそれを頭の中で再生し、そのイメージ通りに体を動かすようにするのです。そして実際に動きを修正したら、再びイメージし、再び修正、それを繰り返す事でも、練習時間を有効活用する事ができ、また技術の発展及び新しい技術の習得がスムーズになります。

頭の中のイメージを具体化するためには、できるだけ多種多様な選手の映像を見た方が良いでしょう。材料は多ければ多いほど良いです。また解説しているサイトや本を読んで知識をつければ、更に具体的なイメージができるようになります。野球に関して言えば、投球フォーム、バッティングフォーム、投球術、監督采配、野球の歴史、配球、変化球の投げ方、球速の上げ方、守備、データなどを解説したもの、野球に限らなければ物理学、運動力学、生理学、栄養学、トレーニング論、陸上競技関連、心理学、ストレッチ論、統計学など、野球に役立ちそうなものはたくさんあります。それらを利用し、野球に活かしましょう。

家で行う場合、例えば栄養学の勉強をしたら料理をしてみるとか、サプリメントを買ってみるとか、トレーニングの事を勉強したら実際に体を動かして試してみるとか、投球術や配球の事を学んだらそれをノートに書いて考えてみるとか、もちろん実際に部活動に活かす事も必要です。そうして何か勉強する度に自分にフィードバックしていくと良いでしょう。

尚、現代は誘惑が多く、ゲーム、テレビ、スマホ、パソコン、漫画など、それらに費やす時間が増える事では、どうしても野球の事を考える時間が減ってしまいます。もちろんそれらが悪いと言っているのではないのですが、環境によっては野球以外の事に熱中してしまう事があるかもしれません。そういった時間の使い方についても考える必要があるでしょう。




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