時間を有効的に使おう

貴方のチームの1日の練習時間、週の練習日数はどのぐらいですか? 
 
 
例えば、私が通っていた高校では、
1日の練習時間がたった2時間でした。
また、週2回+土日で最大週4日でした・・・すくな(苦笑)
(ちなみに私は野球部ではありませんw)

私の高校は私立高校ではなく、かつ弱小でしたから、
これだけ練習時間が短いのも当然と言えば当然なのですが、
にしてもこんなに少ないとなると、
チームが強くなるにも時間がかかるのではないでしょうか・・・。

強豪校であれば私立でなくても多少は優遇してくれると思います。
学校側が部の練習時間を増やしてくれたりするかもしれません。
が、1日の練習時間を増やすという事は、口で言うほど簡単な事ではありません。
必死に学校側へ訴えてもそう簡単に変わるものではないでしょう。

そうして貴方が授業で勉強したり寝ている間にも、
私立の強豪校の野球部は野球を練習している訳です。
朝練、昼練、夜練、授業を早めに終えて練習などなど、
更に寮生活を行なっていれば野球詰めになりますし、
選手同士のチームワークも良くなるでしょう。

最終的には数倍の練習時間の差がつく事になります。
この差によって公立校と私立校の間には大きな壁作られています。
もちろん学校にもよるとは思いますが、
練習量の差=経験の差ですから、やはり大きい差になります。

また、普通の高校には体育館や校庭が1つずつしかないですから、
運動部同士で練習日を割り振る必要がある訳です。
その分、一つの部の週の練習日数は少なくなりますよね。

グラウンドを使用できるのは野球部だけではありません。
特に都立高の多くは野球専用のグラウンドを持っていない学校が多いです。
野球の専用グラウンドが学校になければ借りなければなりませんが、
予約は毎日取れる訳ではありませんし、当然お金もかかります。

私立の強豪校には大抵、専用のグラウンドがあったりしますから、
その分、週の練習日を増やす事ができます。
ですので、そこでも練習量の差が生まれてしまいます。

よく「強くなりたいならたくさん練習すれば良い」とは言いますが、
練習時間を増やすのはそんなに容易な事ではありません。

もちろん「学校から帰った後に密かに野球の練習をする」
それも可能ならやった方が良いのですが、
人によってはバイトがあったり、家の都合があったりして、
チームメート全員でそれができるとは限りませんし、
校則で禁止されていて見つかった時には大変な事になります。

ですので、貴方や貴方のチームは、
「今の練習時間のまま強くなるにはどうしたら良いか」
という事を考えなければならないのです。



では、実際にどうしたら良いか。
まず一番最初に考えるべきなのが「時間の有効活用」です。
練習時間が物理的に増やせないのなら、
その練習時間内で時間を作るように工夫すれば良いのです。

例えば野球部の練習が始まる時間が16時だとしたら、
実際にはその16時よりも前から練習の準備は行う事が可能ですよね。
監督やコーチが来る前から準備をし、
すぐに練習が始められるようにしておきましょう。

そうして練習を始める時間を早くし、練習を行える時間を増やしましょう。
準備もテキパキと行う事で効率化させ、時間を節約しましょう。

続いて、ボールを触る前に行う準備運動。
これもできるだけ早い時間に行うようにしましょう。
始められる人から始めるようにし、
その後のボールを触る時間をできるだけ増やしましょう。

一体感も確かに大事なのですが、
練習が始まる時間までに間に合わない人をいつまで待っていたら、
その待っている時間がもったいないです。
その時間を野球のための時間に使えると思いませんか?

また、準備運動はコンパクトに行えるようにしましょう。
削れる所は削って無駄をなくし、テキパキ動いて時間短縮すべきです。

それによって練習試合や公式戦など他の場所で、
準備運動に中々時間が割けない場合でも、
しっかりと体を温める事ができるようになります。
「短い時間で体を温められるようになる事」が目的の一つです。
特に冬場・気温が低い時なんかに役に立ちます。

そしてボールを触って行う練習、これも効率化が重要になります。
例えばノック時には選手を入れ替えて行いますが、
この入れ替えもスムーズに行う事で時間を短縮する事ができるはずです。
ボール拾いの際や次の練習へ移る際の準備など、
これらもテキパキに行動し、時間を節約しましょう。

こうして例えば普段20分行っている練習メニューをたった3分短縮するだけで
1日2時間の練習で合計24分の「時間の余裕」が生まれます。
24分あればもう1つ、1日の練習メニューを多く行う事ができますね。

そのように物理的に練習時間を増やすのは難しくても、
時間を有効的に使う事で練習の内容を濃くする事ができます。
同じ2時間練習を行なっている学校とは、これで差をつける事ができますね。
選手一人ひとり「の時間に対する意識」も大きく変わってくるはずです。



しかし、練習時間や日数を増やす事、これには限界があります。
ですので練習の時間を効率的に使おうとします・・・が、
実はこれにも限界はあるのです。
限界が来てしまえば、それ以上の工夫は望めません。

ではどうしたら良いか。

何も野球は練習するだけで上手くなる訳ではありません。
ミーティングの事は既に記事にしましたが、
「野球の事を考える時間を増やす」という事が何より重要なのです。

貴方は部活動やクラブ活動の後、家や寮に帰りますが、
家へ帰った後も野球の事を考えていますか?

鏡を見てシャドウピッチング、シャドウバッティングをしたり、
プロの選手のビデオを見てフォームなどを参考にしたり、
トレーニング法をインターネットで調べて実践してみたり、
名将の本を読んで、考え方や戦術などを勉強したり、
それを仲間同士で共有し合ったり・・・。

野球の道具に触れていない時間もできる事はたくさんあるのです。
守備が上手くなるには?球速を上げるには?足を速くするには?
ボールを遠くへ飛ばすには?変化球の握りは?
こういうバッターにはどう攻める?もっと効果的な練習方法は?
などなど突き詰められるテーマはいくらでもあります。

毎日の日記を書くのも良いでしょう。
専用の野球ノートを作って調べた事を書いておくのも良いでしょう。
とにかくもっともっと野球の事を考えましょう。

更に子どもの頃というのが野球以外の誘惑が多く、
野球に割ける時間が少なくなりやすいです。
ゲーム、テレビ、携帯、スマホ、パソコン、漫画・・・。

これらが悪いと言っているのではなくて、
これらは「野球を考える時間」を必ず奪います。
第一に、野球一筋ならこれらをする余裕はないはずです。
これらをする余裕があるという事は、
もっと野球に割ける時間を増やせるという事ではないでしょうか?
(もちろんたまには息抜きも必要ですが、
その息抜きも「野球のため」の息抜きだと考えましょう)

前述してきた通り、時間には限りがあります。
こうしておけば良かった、もっと練習しておけば良かった、
もっと野球の事を考えておけば良かった、話し合えばよ良かった。
そうやって後から後悔しても遅いのです。

野球の事が好きで野球の事を知っていると思っていても、
意外にそこまで深く考えた事ないという人は多いのではないでしょうか?
「野球のために時間を使う」とはそういう事です。

それが「時間を有効的に使う」という事であり、
野球に人生を捧げるという事になるのではないでしょうか。
まぁ積み込み過ぎや追い込み過ぎはいけませんから、
結局の所、どのように時間を使うかは人それぞれですけどね(笑)

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