チームワークとミーティングの重要性について

この記事ではチームワークとミーティングの重要性について私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。
(記事作成日時:2013-03-19、更新日時:2019-04-03)

野球21

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そもそもチームワークとは?

チームワークとは「チーム」という集団に属するメンバーが、同じ目標を達成するために行う共同作業の事を言います。同じ目標に向かって一つの作業を行う場合、その作業をスムーズに行うためには、それぞれのメンバーが自分自身の役割を理解すると共に、他のメンバーの役割も十分に理解しておく必要があります。そうしてお互いの役割を理解し合うと、他のメンバーの行う作業を考慮に入れて自分自身の作業を変えたり、他のメンバーの作業が進みやすくなるように手助けするなど、普段の練習と同じように作業をする事を心がけながらも、不測の事態に対しても臨機応変に対応する事ができます。そのような連携の様子を外から見る事ではよく「チームワークがある」と表現されます。

こうして言うと難しい事のように聞こえますが、例えばランナーが一塁にいる時、ショートゴロとなった後、ダブルプレイを取るような場合を考えてみると、ショートから二塁へ送球する際には、セカンドの動きに合わせて送球する必要があります。しかし時にはセカンドがベースに入るのが遅れたり、あるいはショートの捕球が上手くできず、セカンドへの送球が乱れてしまう場合があります。連携が上手くできれば、そのような場合でも臨機応変に対応し、お互いの動きを合わせて送球・補給を行う事ができ、そうすればミスは最小限に抑えられます。それを可能にしているのがチームワーク、すなわち普段行っている練習の記憶、お互いの阿吽の呼吸、お互いの意思疎通です。

特に重要な練習は「失敗した時を想定する練習」です。すなわち例えばフライやライナーを確実に捕球するための練習はすると思いますが、それを落としてしまった時の練習をする訳です。フライを補給した後、ランダムな方向へボールを投げ落とし、それを周囲にある別の選手が捕球し、ランナーの向かう塁に送球する・・・というような練習方法が考えられます。通常、フライや送球時にはそちらの方向へカバーに行きますが、十分な体勢で送球する事が難しい上に、送球時には瞬時にランナーの位置を把握し、またその送球に合わせて内野手も捕球する準備をしなければなりません。そのような連携を普段からしておきましょう。

では、そのような「チームワークのあるチーム」になるためにはまず何をすべきでしょうか。

チームワークを高めるためには、まずチームとして一つの目標を設定する必要があります。最初に設定する目標はできるだけ現実的なものにしましょう。つまり現時点で達成可能だと思われるギリギリのラインです。例えば前述したようなダブルプレイをできるようにするとか、そういうのでも構いません。それをチームメートと話し合って決めます。そうして話し合うだけでも意思疎通の練習になります。むしろ「目標を設定する」事に重点を置いて話し合うのではなく、意思疎通のために話し合う事が重要です。

ただし単に目標を設定するというだけでは不十分です。中々強くなれないチームにありがちなのが、目標を設定するだけ設定し、それに向かって何も考えずに突っ走ってしまう事です。今の現状を改善したいからこそ話し合っているのですから、細かな点に注意を向け、メンバー一人ひとりが意見を出し、片っ端から改善点を洗い出しましょう。そうして目標に向かって行動をする前に、まずはその目標を達成するためには何が必要か、何をすべきか、それを話し合うべきです。

これは一例ですが、「試合に勝つ」という目標を設定したのであれば、それだけで終わらせるのではなく、「どうしたら勝てるのか?」という事を議論します。試合に勝つ→どうしたら勝てる?→たくさん練習をすれば良い→ただ練習時間には限りがある→どうしたら良いか→時間を有効的に使おう(整理整頓・準備・片付け等)→どんな練習をすれば良い?→○○を重点的に練習しよう→こんな練習をしたらどうだろう?→明日からやってみよう・・・このようにして話を次々に展開させていく訳です。


ミーティングで何を話すべきか?

「議論」という事ですが、貴方のチームは「ミーティング」を行なっているでしょうか。じっくり時間をかけて話し合うためには、ミーティングの時間を設ける事が重要になる場合もあります。

特に、同じ「野球好き」であっても野球に対する考え方は人それぞれ違います。例えば私の場合、野球は見るのもするのも好きですが、実は私は特定の球団のファンだったり、特定の選手のファン・・・という訳ではありません。しかし野球が好きな人は大抵、特定の球団を応援していたり、特定の球団に所属する選手を応援するのが普通で、そんな人たちからすると、私のような野球の見方をしている人は特殊だと感じるようです。私としてはボールの変化、投球フォーム、珍プレー・好プレー、筋トレ、サプリメントなどそっちに強い興味があり、単に特定の球団や選手には興味がないというだけなのですが、一般の野球ファンから見ると「野球に興味がない」更には「野球が嫌い」かのように見えてしまうようです。

しかし私のように特定の球団や選手などに詳しくなくても、筋トレやサプリメントに興味があるという人も中にはいるかもしれません。一見、野球には関係がないように見える事でも、実際には野球に役に立つような有益な知識かもしれません。それを引き出すためにはメンバー一人ひとりの「人柄」を知る必要があるでしょう。いざ話してみると、例えばバリバリの体育会系の人、神経質で普段は大人しい人、何も考えずに猪突猛進な人、常に冷静沈着な人、頭脳明晰で研究熱心な人、目立ちたがりな人、おっちょこちょいな人、せっかちな人。本当に様々な性格の人など様々な性格の人がいると思います。そのような性格の人とどのように接すればお互いの事をより知り合えるか、ミーティングはそれを学ぶ機会として重要です。

ただ、いきなり「ミーティング」と聞くと何を話すべきか分からないと思うので、最初は好きなタレントとか漫画とかテレビ番組とか動画とかゲームとか、そういう趣味趣向の話から始めると良いでしょう。もちろんその話だけで終わってしまうとミーティングが単なる座談会になってしまうので、少しずつ野球の話にシフトしていくようにします。ミーティングと言っても固くかしこまる必要はなく、そのように緩い感じで良いのです。たまには意見が衝突する事もあるかもしれませんが、それを一緒に乗り越えていく事でも、お互いの事をより深く知り合えます。

ちなみにミーティングを設ける時間ですが、可能ならば練習前や練習後に、練習内容に関連した事を話す時間を数分程度。それが難しいならば、練習の前日に別途時間を作って行うと良いでしょう。長々と時間を取ると逆にダレてしまいますし、一度に記憶する事のできる量には限りがあるので、1日でまとめて進めてしまうのではなく、毎日少しずつ積み重ねていく事が重要です。


チームワークは重要、ただしそれだけでは勝てない

「チームワークが良い」

非常によく使われる言葉で、チームワークがある事は良い事とされています。しかし単に「チームワークがある」というだけではチームは強くなりません。前述のようにチームワークとは、お互いの事をよく知り、しっかり役割分担をし、それぞれの役割をお互いが理解し合い、他者の作業に合わせ、自分の作業を変えていく事を言います。それこそが「チームワーク」に繋がる訳で、そのための具体的な練習をしない限り、勝手にチームワークは湧いてきません。全国大会に出場できるようなチームでは、各作業の連携ができるのはむしろ当たり前の事であり、チームワークを高める事を目指すだけで勝てるほど甘くはありません。

全国大会のような大きな大会では何が起こるか分かりません。捕球する事が簡単なフライでも、人間ですから稀にミスをする事があり、ランナーがいれば得点になってしまいます。それを最小限に抑えるためには前述したように「失敗を想定した練習」が必要になります。またチームとしてのパフォーマンスは、それを構成している一人ひとりの能力が高いほど大きくなります。そのため個人としての能力を鍛える事も、結果としてチームワークに繋がります。

日本では「協調性」と言って、周囲に合わせる事を優先的に求められます。また「気持ちが大事」と精神的な強さばかり重視されます。しかもそのような教育を小学校以前からずっと続けていきます。しかしそれだけを考えてしまうと、個人としての能力向上がどうしても後回しにされてしまいます。確かに協調性は大事です。他人に思いやりを持つ事も大事です。何かを継続するためには周囲に惑わされない精神も必要です。しかしそれだけでは到達できない領域というのが必ずあります。その領域に到達するためには、一人ひとりの能力を高める必要があり、そのための行動も時には必要なのです。




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